全信保労連第57回定期大会開催
全信保労連は10月8日(日)から2日間の日程で第57回定期大会を東京で開催。2017年度方針を決定し、新執行部を選出しました。大会には全国金融共闘から泉康弘幹事が参加し連帯のあいさつをおこないました。
全国信用保証協会労働組合連合会(全信保労連)の第57回定期大会が去る平成29年10月8日(日)から2日間の日程で、東京都港区の京急第2ビルで開催されました。
開催に際し、全国金融共闘の泉康弘幹事(全国金融労働組合連合会=金融労連)を来賓として迎え、祝辞並びに連帯の挨拶をいただいた後、各専門部・支部からの活動報告、2017年度活動方針の提案がおこなわれました。各分散会での活発な討議を経て、最終日には各議案が可決され、その後、2017年度中央執行委員の選出がされました。
全信保労連は57周年を迎えます。信用補完制度を取り巻く環境は、引き続き厳しく、信用保険法の一部改正に伴う変革を迫られています。
そのような中で我々組合員は、経営再生支援や創業支援など、お客様や金融機関の多様なニーズに応えるべく努力するとともに、より良い職場環境を築き上げていこうと日々奮闘しています。そして、新中央執行委員一同においては、そのような状況下で生み出された組合員の切実な要求や期待に応えるべく、労連、支部、単組の組織強化、連携強化をはかり、各単組への支援協力をおこなうことで、生活・労働環境改善の助けになるよう組合活動に邁進する所存です。
また、「男女共同参画委員会」においては、男女共同参画社会基本法の基本理念の理解を深め、心の健康、男女の子育てやワークライフバランスの視点から、積極的に情報交換をおこない、要求をおこなうことで、男女がともに活き活き働き続けることができる職場の実現をめざします。
今後の労使交渉においても厳しい状況が予想されますが、権利の獲得のため、全組合員一丸となって団結し、知恵を出し合って活動していくことが、労働条件の維持、改善に必ず繋がるものであると信じております。(全信保労連発)
一層の共同と連帯を 全国金融共闘泉幹事が連帯のあいさつ
全国金融共闘の泉康弘幹事(金融労連)は全信保労連第57回大会で連帯のあいさつをおこない、次のように訴えました。
「全信保労連さんは大会スローガンの一つに、『大企業本位の金融対策、中小企業の切り捨て政策に反対し、信用保証制度の改善・拡充を勝ち取ろう』と掲げています。
地銀・第二地銀・信金・信組など地域金融機関で働く労働者の労働組合である金融労連としても、この方針にはすごく共感するところです。
監督官庁が中小企業庁と金融庁の違いはありますが、地域経済の発展と中小企業の健全な育成という社会的役割を業界全体が果たせるよう、全信保労連の皆さんとお互い連携して奮闘したいと思います。全国金融共闘のもとで一層の共同と連帯をはかっていただくことをお願いし挨拶とします。」
全信保労連 第57期 執行部
中央執行委員長 | 内山 嘉彦 | 静岡単組 |
中央執行委員 事務局長 | 久保田 晋悟 | 静岡単組 |
中央執行副委員長 制度政策委員長 | 草壁 大輔 | 東京単組 |
制度政策委員 事務局長 | 信澤 万美 | 東京単組 |