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○第58回定期大会開催【全信保労連】

全信保労連第58回定期大会開催

全信保労連第58回定期大会開催


58周年を迎える全信保労連 運動方針満場一致で可決

 全信保労連は10月7日から2日間の日程で第58回定期大会を東京で開催。2018年度方針を決定し、新執行部を選出しました。大会には全国金融共闘から泉康弘幹事が参加し連帯のあいさつを行いました。

 全国信用保証協会労働組合連合会(全信保労連)の第58回定期大会が去る2018年10月7日(日)から2日間の日程で、東京都港区の京急第2ビルで開催されました。
 開催に際し、全国金融共闘の泉康弘幹事(全国金融労働組合連合会=金融労連)を来賓として迎え、祝辞並びに連帯の挨拶を頂いた後、各専門部・支部からの活動報告、2018年度活動方針の提案を行い、各分散会にて活発な討議を経て、最終日には各議案が可決され、その後、2018年度中央執行委員の選出がされました。
 全信保労連は58周年を迎えます。信用補完制度を取り巻く環境は、引き続き厳しく、信用保険法の一部改正に伴う変革を迫られています。
 その様な中で我々組合員は、経営再生支援や創業支援などお客様や金融機関の多様なニーズに応えるべく努力すると共に、より良い職場環境を築き上げていこうと日々奮闘しています。そして、新中央執行委員一同においては、その様な状況下で生み出された組合員の切実な要求や期待に応えるべく、労連、支部、単組の組織強化、連携強化、フィードバック体制の確立、各単組への支援協力を行う事で、生活・労働環境改善の助けになる様組合活動に邁進する所存です。
 また、『男女共同参画委員会』においては、男女共同参画社会基本法の基本理念の理解を深め、心の健康、男女の子育てやワークライフバランスの視点から、積極的に情報交換を行い、要求を行うことで、男女が共に活き活き働き続けることができる職場の実現を目指します。
 今後の労使交渉においても厳しい状況が予想されますが、権利の獲得の為、全組合員一丸となって団結し、知恵を出し合って活動していくことが、労働条件の維持・改善に必ず繋がるものであると信じております。(全信保労連発)

地域経済の発展と中小企業の健全な育成を目指し連携を 全国金融共闘 泉幹事があいさつ

 全信保労連の第58回定期大会で全国金融共闘の泉康弘幹事(金融労連)が連帯のあいさつを行いました。泉幹事は金融をめぐる情勢について「日本銀行の異常な超低金利政策が地域金融機関を直撃し、金融庁は利益追求型の営業展開を求めている」と批判。スルガ銀行の不正融資問題について「営業成績を上げるため、過大なノルマが課せられ、支店長以下の職員にプレッシャーがかけられ、恫喝され、その中で不正が横行した」と指摘。「金融庁は、投資用不動産向け融資の業務停止命令を出す方針を固めたようだが、前長官はスルガ銀行を、リスクを取った融資で高収益を上げた『地銀の優等生』として称賛していた」と金融庁の責任に言及しました。さらに、「スルガ銀行に限らず、銀行の窓口で投資信託を購入した顧客の評価額を検証したところ、多くの顧客が損失を抱えていることが判明した」と金融機関による顧客犠牲の経営を批判し、「監督官庁が中小企業庁と金融庁の違いはありますが、地域経済の発展と中小企業の健全な育成という社会的役割を業界全体が果たせるよう、連携して奮闘したい」と訴えました。


全信保労連 第58期 執行部

中央執行委員長 新島 教隆 群馬単組
中央執行委員 事務局長 須藤 恵太 群馬単組
中央執行副委員長 制度政策委員長 渡辺 健太 東京単組
制度政策委員 事務局長 須田 良幸 東京単組

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