代々木公園から青山へ更新する全損保のなかま
東京・代々木公園で開催した中央メーデーは、新型コロナ感染防止対策として、検温・消
毒の徹底、参加人数を絞りこんで開催され、単産・地方の労働組合役員を中心に約2,900人が集まり、全損保も、参加人数を絞りこみ、本部、支部の機関役員を中心に、約20人が参加しました。
集会は、国民春闘共闘代表委員・全労連の小畑議長が主催者あいさつをおこない、日比谷メーデー実行委員会から連帯挨拶がありました。その後、地方メーデーとのエール交換、原発被害に苦しむ福島からの訴え、労組・団体からの決意表明がおこなわれ、メーデー宣言を採択し、力強い団結ガンバローで締めくくられました。
集会後のデモ行進では、参加者は声を出さず、宣伝カーが訴える「平和と民主主義を守ろう」、「憲法改悪反対」、「2022春闘で賃上げを勝ちとろう」などのシュプレヒコールのもと、全損保も1.5㎞を元気よく行進しました。全国各地のメーデー集会にも全損保組合員が参加し、2022年春闘の山場に向けて団結を示しました。全損保ホームページから
今年も5月1日に各地でメーデー集会やイベントが行われました。全農協労連の仲間も、地域の実行委員会に参加し、行動に参加。8時間働けば、だれもが安心して働ける社会、格差・差別の解消などとあわせて、今年のメーデー集会では、ロシアのウクライナ侵攻に対して、侵略戦争反対、これに乗じた日本の軍拡や憲法改悪に反対の声が各地で訴えられました。
また、食料品価格の高騰によって、国民・労働者の生活に大きな影響が生まれるなか、メーデーに参加した仲間は、食料・農業の実態や課題も訴え、働くルールの確立とあわせてメーデーの要求に掲げています。青森では、昨年の米価下落を受けて、農協労組の提案で県中央集会のメーデースローガンに「コメの再生産可能な価格保証、農家の経営所得安定の恒常的政策実現」を加えました。北海道では、札幌駅南口広場で行われた全道メーデーで、道農協労連の大西玲吏委員長が、生乳の減産などコロナ禍での生産者の窮状と消費拡大への協力、食料自給率向上の必要性などを訴えました。(『全農協労連』No1297から)
大阪ではサイレントデモ行進
金融労連は、代々木公園で開催の中央メーデーに笹本書記長が代表で参加し、北海道では札幌で北洋労組から2人、函館で函館信金従組から3名、舞鶴で舞鶴中央メーデーに1名、が参加しました。大阪では扇町公園で第93回メーデーが開催され、各団体代表者参加という方向で人数制限が行われましたが、約1200人が集まり、YouTubeでの動画配信も行われました。各団体からは、ロシア軍によるウクライナ侵略に乗じた平和憲法改悪、夢洲(ゆめしま)へのIRカジノ誘致など自公政治と維新政治の危険な実態が告発されました。金融ユニオンからは、田畑書記長が大阪労連菅議長らと一緒にデモ行進の先頭で横断幕を掲げ、サイレントデモを行いました。静岡では金融ユニオンから6名が参加し、アピールコンテストで2位に入賞して賞金を獲得。富山では富山県民会館ホールで開催され、金融ユニオンから3名が参加、愛知でも金融ユニオンの仲間が参加しました。(『金融労連』No372から)