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○2025年新春旗開き開催【金融労連・同関東地協】

金融労連・同関東地協2025年新春旗開き

金融労連・同関東地協2025年新春旗開き


 1月10日(金)、金融労連は東京都千代田区のエデュカス東京で2025年新春旗開きを同関東地協と合同で開催。旗開きでは冒頭、金融労連本部の上田直也書記長が主催者あいさつを行い、駆けつけた来賓から激励と連帯のあいさつを受けました。



闘ってこそ変えられる

 上田書記長は、あいさつの中で25春闘では継続的な賃上げを獲得できるかが問われていると提起。三井住友銀行が2026年の初任給を30万円にすると公表したことを紹介し、大企業は賃上げできるのに賃上げをしなかったが、人材確保のために賃金を引き上げ始めた。だが中小企業は賃金を引き上げることが困難で賃上げできない企業が淘汰されかねない。賃上げをするためには中小企業が製品等に賃上げに必要な価格転嫁が可能でなければならないと指摘。
 昨年11月の実質賃金は4カ月連続でマイナスとなった。物価上昇を上回る賃上げが行われないことが問題で、労働組合が中心となって継続的な賃上げを実現していくことが重要だとし、「これだけ賃上げが言われている中で労働組合の役割が重要になっています。組合員の声を聴き経営者と真剣に交渉して賃上げを勝ち取るのは私たち労働組合です。近年ではすぐに成果を求める傾向にありますが、要求実現には粘り強い交渉が必要です。この矛盾を解決するには、労働組合のファンを作ることが必要です。労働組合のファンを作っていくためには、労働組合に対する組合員の理解を深めるとともに、職場や地域に沿った運動を広げていくことが求められます」と訴え「新しいことにも挑戦しチームワークを大切にして労働組合のファンを増やして組織拡大組織強化につなげ金融労連が成長する1年にしたい」と決意を表明しました。


厚かましく春闘をたたかおう

 主催者挨拶に続いて来賓からのあいさつを受け、全労連の石川敏明副議長は、25春闘で物価高を上回る大幅賃上げ、最低賃金の引き上げによる全体の底上げ、非正規労働者の雇用の安定と処遇改善、戦争国家作りに反対、憲法擁護など国民的な課題で共闘を広げ、いのちと暮らしを守る社会の実現を目指しますと表明。そして金融労連の機関紙新年号で中島委員長が「今年は厚かましいぐらいの春闘をやろう」と提起していたこと紹介をし、「要求を堂々と掲げるのに遠慮はいらない。今年はぜひ厚かましい春闘を闘いましょう」と呼びかけました。
 東京地評の伊沢智事務局長は、東京地評は2025年春闘で社会的な賃金闘争として最低賃金大幅引き上げと公務非正規労働者の待遇改善、公契約条例制定と労務費の価格転嫁を掲げている。労務費の価格転嫁というのは、下請法や独占禁止法で労務費の価格転嫁が定められていて、それを企業に守らせることですと説明し、「富が大企業だけに偏在することを許さず取り戻すことが2025年春闘に求められているのです」と訴えました。
 東京法律事務所の金井克人弁護士は、次のようにあいさつしました。
 今年は戦後80年と言いますが、被曝80年でもあり、昨年、日本被団協がノーベル平和賞を受賞しました。そして普通選挙法が制定されて100年であり治安維持法が制定されて100年でもあります。民主主義の骨幹が制定されて100年となります。そしてラジオ放送が始まって100年になり、いろいろな選挙でインターネット、SNSが登場して、テレビ・ラジオなどがオールドメディアといわれた。民主主義の制度の仕組みが問われ、再生して新しい方向に進むことが問われる中で、憲法を守るために共に頑張りましょう。
 弁護士として金融ユニオンの裁判闘争を担当した参議院の山添拓議員(日本共産党)は、「大企業に対して負担を求めることなしには大幅な賃上げはできない。大企業の巨額の儲けに切り込まない限り積極的な減税もできない。わずかな改善で本当に質すべきところを曖昧にする姿勢ではダメです」と指摘し「皆さんが直面する問題には現場で解決するべき問題、政治の力で解決するべき問題いろいろあると思いますが、ともに闘ってこそ変えられるという確信を共有していきましょう」と呼びかけました。


賃上げ支援のシンプルな制度を提案

 東京都議会の斉藤まりこ議員は、「物価高を上回る賃上げをしていくことが必要で、東京都の賃上げ支援の政策には条件がついていてそれを満たさないと支援が出されない。しかも支援を申請してから1年から1年半も時間がかかる。私たちはもっとシンプルな賃上げ支援の制度を提案しています。皆さんからいろいろな声を寄せていただき取り組んでいきます」とあいさつしました。
 国民救援会東京本部の山崎友代常任委員は、昨年袴田さんの事件で再審無罪を勝ち取りました。お姉様のひで子さんが大変な中で頑張る姿を見てきました。他の再審事件でも前進が勝ち取られています。山添議員のあいさつの「闘ってこそ変えられる」を私も肝に銘じていきますと決意を表明しました。
 来賓のあいさつの後、加盟単組のきらぼしフィナンシャルグループ銀行労組、世田谷信金労組、さわやか信金従組、神奈川銀行従組、関東金融労組の紹介があり豊富と決意が表明され、さわやか信金従組中西義貴副委員長の音頭による「団結ガンバロー」で閉会しました。

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