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支部独立分会代表者会議を開催 【全損保】

全損保支部独立分会代表者会議

全損保支部独立分会代表者会議


生活改善めざし 大幅賃上げ実現にむけたたかう
2026年春闘に

 1月24日(土)、全損保は支部独立分会代表者会議を開催し2026年春闘構築に向け、情勢認識の一致をはかりました。

 浦上義人委員長が提起を行い、不透明さが深まる世界経済の状況を説明し、日本については、GDPがマイナスとなるなかでも、大企業の経常利益は増加し続け、内部留保が過去最高を更新している一方、中小零細企業は厳しい状況におかれていることを紹介。「大企業の業績は好調に推移しているが、労働者の賃金に還元されず家計は厳しい状況が続いている」と強調しました。
 損保の状況については、中間決算で大手3グループが2年連続過去最高益だったことを説明し、「各社は政策保有株式の売却を2030年度で完了するとし、それまでに利益をどう確保するかが課題となっている」と説明。そして「損保経営の危機感はさらに強まっている」とし、これまでのマーケットシェアを重視する政策の見直しが求められているが、「収益力の強化」をめざした政策を変わらずすすめていると批判。


69.9%が「昇給の確保・賃金水準の引き上げ」を求めている

 一連の損保の不祥事は、こうした「収益力の強化」をめざした政策や消費者軽視の経営姿勢から生じたと指摘し、「職場の実態と声から健全な産業を取り戻すために主張していきたい」と提起しました。
 職場の状況について、不安や不満が広がる一方で、69.9%の組合員が「昇給の確保・賃金水準の引き上げ」を求めているアンケートや労働実態調査の結果を紹介しました。
 そして、組合員が集まり語り合い、職場の実態や思いを共有してきた秋のたたかいを紹介し、2026年春闘について、「各支部・独立分会での徹底した論議で、働く仲間の賃金の大幅な引き上げをめざし、生活改善をはかるためにたたかう春闘となる」とし、「全体で知恵と工夫を出し合い、『集まること』の大切さをいつも忘れず、現実的に組合員と対話する努力を実践すること」の重要さを強調しました。

 これを受けて2班に分かれて分散会をおこない、各支部・独立分会、友好労組の代表者が、春闘に向けたとりくみを報告し合い、統一基準を柱とした全損保統一闘争、春闘における主要課題への意思統一がはかられました。その後の全体会では、石塚正和賃対部副部長(損保ジャパン支部)による討論のまとめがおこなわれ、2026年春闘アピールを採択し、禹泳栽書記長(Chubb Japan支部)の閉会のあいさつと団結ガンバローで締めくくられました。(全損保ホームページTOP NEWSから)




第20回中央委員会開催 【金融労連】

2026年春闘方針を決定

 1月24日~25日、金融労連は中央委員会を開催し2026年春闘方針を決定しました。中央委員会では、冒頭中島康隆委員長(滋賀銀行従組)があいさつし、地域金融をめぐる情勢について以下のように指摘しました。
 昨年8月に金融庁は金融行政方針を公表し、12月に地域金融力強化プランを公表しています。その中で地域金融機関に対する管理・監督の強化する方向が出されています。


安易な再編・統合を許さない

 この間、一部地域金融機関の中で不祥事が明らかになっていますが、全体的に見て地域金融機関の多数が不祥事を起こしているわけではありません。そうした中で、不祥事を理由に地域金融機関に介入しようとし、資本注入を可能とする金融機能強化法をさらに延長して地域金融機関の再編を進めようとしています。かつては多数あった都市銀行の多くが合併・再編で消えていきました。今度は信金・信組を含めた地域金融機関の再編・統合を目論んでいるのではないかが懸念され金融労連としてチェックしていく必要があります。26春闘に向けて私たちはそういう動きに注意を払いつつ、こうした動きに左右されずに賃上げ・労働条件の改善を目指したい。
 中島委員長のあいさつの後、全労連の土井直樹常任幹事から「労働基準法の解体 政府・財界の狙い~労働時間短縮と今後のたたかいに向けて~」をテーマに講演を受けました。


地域金融機関の生成AI利用を注視

 上田直也書記長(神奈川銀行従組)が2026年春闘方針を提案しました。上田書記長は、賃上げについて、実質賃金を改善するためには賃金を先行して引き上げるべきだと訴えました。また、地域金融力強化プランでは、金融機関に対して経営強化計画の変更を命じる権限を金融機能強化法に創設するとされているなどに警戒を訴えました。さらに、地域金融機関における業務の改善の取り組みとして、生成AI技術の導入もうたわれていることに触れ、「生成AI技術は金融機関内部における業務効率化を中心に導入が進んでいるが、今後、生成AI技術の利用に店舗の統廃合や人員削減計画が含まれないか注視していくべき」と提起しました。
 今回の中央委員会では発言討論の前に、春闘方針案に対する意見を述べ合う少人数でのグループディスカッションが行われました。発言・討論ではそれぞれの地協・単組の直面している課題・取り組みが報告され、「労基法改悪を阻止し長時間労働根絶を目指してたたかう決議」「2026年春闘アピール」を参加者全員の拍手で採択。最後に、長谷川清志副委員長(米子信金従組)が閉会のあいさつを行い「団結ガンバロー」を三唱し、閉会しました。


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