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○第64回定期大会開催【全信保労連】

64周年を迎える全信保労連 運動方針満場一致で可決
全信保労連第64回定期大会

全信保労連第64回定期大会

 全国信用保証協会労働組合連合会(全信保労連)の第64回定期大会が去る令和6年10月13日(日)から2日間の日程で、愛知県名古屋市の名古屋クラウンホテルで開催されました。
 新型コロナウイルスの影響で近年は書面開催が続いていましたが、5年振りの対面開催となりました。加盟単組及び組合員と一致団結することで、無事、2024年度活動方針の提案及び、2024年度中央執行委員の選出がされ、最終日には各議案が可決されました。
 全信保労連は64周年を迎えます。欧米を中心とする中央銀行の急速な利上げ等による円安進行に伴う輸入物価の高騰の影響で、我が国においても40年振りの物価上昇率を記録するなど、日本経済に深刻な打撃が及んでいます。
 このように厳しい経営環境に置かれている中小企業・小規模事業者を守るべく、我々組合員はセーフティネット機能の役割を担い、金融支援と経営支援を一体とした取り組みに積極的に対応するとともに、より良い職場環境を築き上げていこうと日々奮闘しています。また、今年3月からは一定の要件の下、信用保証料を上乗せすることで経営者保証を徴求しない新たな保証制度が開始され、経営者保証に依存しない融資慣行の確立に向けた対応がより一層求められています。
 そして、新中央執行委員一同においては、その様な状況下で生み出された組合員の切実な要求や期待に応えるべく、労連、支部、単組の組織強化、連携強化を図り、組合員が団結し組合員のために労連がより良いものとなるように組合活動に邁進する所存です。
 また、「男女共同参画委員会」においては、男女共同参画社会基本法の基本理念の理解を深め、心の健康、男女の子育てやワークライフバランスの視点から、積極的に情報交換を行い、要求を行うことで、男女が共に活き活き働き続けることができる職場の実現を目指します。
 今後の労使交渉においても厳しい状況が予想されますが、権利の獲得の為、全組合員一丸となって団結し、知恵を出し合って活動していくことが、労働条件の維持、改善に必ず繋がるものであると信じております。(全信保労連発)



全信保労連 第64期 執行部

中央執行委員長 佐藤  裕昭 埼玉単組
中央執行委員 事務局長 堀   貴裕 埼玉単組
中央執行副委員長 制度政策委員長 石川 明日海 東京単組
制度政策委員 事務局長 石崎  寛康 東京単組


全国金融共闘浦上議長があいさつ 全信保労連第64回大会で

 全国金融共闘の浦上義人議長(全損保委員長)は、10月13日、名古屋で開催された全信保労連第64回大会に駆け付け連帯のあいさつを行いました。あいさつの中で、浦上議長は「みなさんが支える信用保証業務は、厳しい経営環境に置かれている中小企業・小規模事業者に対して、さまざまな枠組みを通じて、支援をおこなうことで、地域経済ひいては日本経済を支える役割を持っています」と信用保証協会の果たす社会的役割を指摘。
 そして第64回大会議案で職場実態について「信用保証協会の果たす役割が重要性を増すにつれ、業務内容が複雑かつ多様化し、業務量が増加傾向であるにもかかわらず、組織改革の名のもとに職員の雇用は抑制されてきました」と紹介し、「協会経営者の主体性の無さ」も指摘されていることに触れて「こうした労働実態を改善することも、協会の主体性を保たせるためにも、各単組の役割、産別である全信保労連の役割は、これまで以上に重要になっています」と指摘し「協会が『誇りと生きがいをもって働ける職場』となるために、一層ご奮闘されることを期待」しますとあいさつし、全国金融共闘のもとでの「一層の共同と連帯」を訴えました。
(浦上議長あいさつ全文を開く)

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