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○神奈川銀行従組で新入組合員歓迎会 【金融労連】

神奈川銀行従組新入組合員歓迎会

神奈川銀行従組新入組合員歓迎会

 神奈川銀行従業員組合は7月5日(土)に、新入組合員歓迎会を開催し、新入組合員33人、執行委員他合計46人が参加しました。


労働組合があるから今の職場環境がある

 冒頭で同従組上田委員長は、「労働組合が何をしているのか知らない人も多いと思う。簡単に言えば、どうしたら労働者が働きやすくなるか、より良い会社になるかを考えて交渉している。昨今、物価高騰に賃上げムードが高まったが、賃上げも労働組合が交渉している。また、昨年までは入行初年度の有給休暇は10日であったが、今年度の新入行員は15日付与されている。これも労働組合の交渉で実現した。みなさんもどうしたら働きやすくなるか、組合の会議で意見を言ってほしい。今日は先輩後輩ではなく、同じ組合員としてリラックスして参加してほしい」とあいさつしました。
 続いて、本橋書記長から労働組合はどんな組織なのか、労働組合が何を勝ち取ってきたのか、賃金体系や福利厚生などの説明を行いました。
 その後、5つの班に分かれチーム戦でクイズ大会を行いました。
 伴組合サポーターから「神奈川銀行の営業開始日の資金量はいくらだったか」など同行の歴史にまつわるクイズが出され、終盤まで接戦でしたが5班が正解数トップで優勝しました。
 優勝した班には一人ずつクオカードが贈呈され、大いに盛り上がりました。場が和んだ後に、執行委員も一先輩として分散会に加わり、見習い期間が終わり正行員になった感想と職場で困っていること、休みの日は何をしているなどプライベートな話題でも盛り上がりました。事前に集約したアンケートでは、銀行を選んだ理由のトップは「地元の企業だから」、2位は「完全週休二日制」でした。「働くうえで最も大切なことは?」という問いには「職場の雰囲気の良さ」が36人中26人でした。(「金融労連」No429から)



東京金融取引所で要求前進 【金融ユニオン】

 金融ユニオンは、東京金融取引所との団体交渉で1.4%のベースアップ実現と組合員の昇給という大きな成果を勝ち取りました。団交前の春闘回答では、「定例給与の規定があるので春闘要求には応じない」との回答でしたが、組合は「定期昇給とは別に、実質賃金を守るためにベアが必要」と主張。交渉で組合は「昨年並みでは実質賃金が下落する」と指摘し「具体的な賃上げ」を求める声が各地の組合員から出されました。また、組合員の所属する部署では、極端な少人数体制と不適切な業務配分により、長期にわたる過重労働が続いた問題を改善させました。
 同取引所のI組合員は「今回、各地の仲間が会社に声を上げてくれて、『精神疾患のある同僚を支える体制の必要性』『所属長や同僚の声も含めた公正な人事評価のあり方』など、多面的な意見が出され、会社側も新たな視点を示すに至りました」と報告し「その結果、部署の体制は改善され、私にも穏やかな日常が戻ってきました」と謝意を表明しています。(「金融ユニオン」No172から)



各地で組織拡大の取り組み 【全農協労連】

 全農協労連の機関紙「全農協労連」9月1日号は、各地で開催されている加盟単組の定期大会の様子が報じられています。その中からここでは、組織拡大の取り組みを紹介します。
 高知県農協労組は7月26日に第7回定期大会を開催。大会議案を提案した安岡豊臣書記長は、退職に伴う労組脱退者が少なくないなかでも、座談会や地区どうしの交流、役員の交流などを通じて新たな加入者を迎えてきたことを紹介し、引き続き、地区を超えた仲間の交流と未加入者へのオルグに取り組むことを訴えました。



新加入労組に組合旗贈呈 【北海道農協労連】

 北海道農協労連の7月26日開催の第64回定期大会では、新たに加入した余市農協労組に組合旗が贈呈され、同労組の粕谷雄介副委員長が「昨年来様々な問題が発生し労組を結成した。農家組合員のためにも労働条件向上に頑張りたい」と決意表明。
 鹿児島県農協労連は8月23日開催の第61回定期大会ですべての議案を承認し、2025年度をスタートしました。24年度の活動総括では、最重要課題として位置づけていた組織拡大運動について、「未加盟3単組へのオルグをふまえた上で、連帯をもっと強く呼びかける必要があった」と整理し、25年度も継続して取り組んでいくことが提起されました。代議員からは「1度の訪問ではなく反復することが大事」などの発言があり、大会では「これまで以上に強い気持ちで組織拡大に取り組む決意」をみんなで確認し合いました。



組織拡大強化に向けて県内農協へ訪問活動
【秋田県農協労】

 秋田県農協労7月の定期大会で新しい役員体制を確立。新年度から仲間の声、現場の声を伺うため労組支部、農協への直接訪問活動を行っています。現在、県内11支部のうち9支部を訪問。労組未組織を含め県内13農協のうち9農協の組合長、常勤役員とも面談し意見要望を集めています。(「全農協労連」No1336から)

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