金融共闘

トップページ » ニュース一覧 »第94回定期全国大会開催 【全損保】

○第94回定期全国大会開催 【全損保】

全損保第94回定期全国大会

全損保第94回定期全国大会


全損保2027年度運動方針を確立

 9月16日、全損保は第94回定期全国大会を東京都千代田区で開催しました。
 大会では、来賓として全労連の黒澤幸一議長、全国金融共闘を代表して全農協労連の館野豊書記長他があいさつしました。
 黒澤議長は、高市首相が「来年の自民党大会までに改憲の道筋を作る」としていることに対して改憲阻止に全力をあげると表明。12000円を超える賃上げを実現した動きを前へ進め、労働法制の規制緩和を阻止し、相次ぐ災害で公務員・自治体の職員が足りないことが明らかになったとして「公共の確立」を訴えました。そして、「労働者と対話を重ねて労働組合を大きくしよう」「全労連は非正規労働者、女性労働者にターゲットを当てて組織化をすすめていく」と決意を述べました。
 舘野書記長は、現在の賃上げの情勢は、労働組合が職場でたたかい、産業を超えて波及した成果だとし、金融共闘はそれぞれの職場で労働組合のアンテナを張り巡らせ課題解決に向かって奮闘しています、財界は正規労働者を非正規労働者に置き換え、派遣労働者を増やし、転職サイトが宣伝され雇用を流動化して労働者を分断する政策を進めていると指摘。さらに労働組合が同意すると労働時間規制を緩和する改悪をもすすめ、人権を保障する憲法さえゆがめようとされているとして、労働組合が団結することが求められていると訴えました。


働く仲間の声と思いにたって運動をすすめよう

 その後浦上中央執行委員長が2027年度運動方針を提案。浦上委員長はウクライナや中東での戦争が拡大する世界経済について、市民生活が被害を受け、格差拡大と貧困がもたらされている現実を指摘しました。
 日本では、全産業の経常利益が過去最高を更新するなど、大企業が莫大な利益を挙げる一方で、物価高が長期化し、賃上げを経ても実質賃金が安定して上昇せず、国民・労働者の暮らしが圧迫されている状況を指摘。物価高を価格に転嫁しづらい中小零細企業はますます厳しくなっているとし、国民の生活を救い、景気の回復が実感できる経済政策が求められていると訴えました。
 そして、自民・維新の与党が、“数の力”で乱暴な国会運営を強行し、防衛費の増強などをすすめる一方で、医療体制の整備やケア労働者の処遇改善をおこなわない政治を批判。改憲動向を強め、平和と民主主義を破壊する動きが強まっているなか、多くの市民が「反対」の声をあげ行動が広がっていることを紹介。労働者が、自らの声と力を強めていく必要性を強調しました。
 損保情勢では、自然災害や自動車事故の増加とともに、物価高による保険金単価の上昇を受け、各社が保険料の引上げや引受規制の強化、商品の売り止めをおこなっている状況を説明。また、大手社では利益の大部分を政策保有株式の売却益で賄っている決算内容の課題にもふれたうえで、事業環境の先行きに危機感を強める損保経営は、これまでのマーケットシェア重視政策を見直さざるを得ないなかでも、「収益力の強化」をめざした政策をすすめていると指摘。「合理化・効率化」施策にふれ、保険業法や監督指針の見直し、代理店業務品質評価制度の導入が、代理店の選別・淘汰の動き、業務の負荷が働く者にかかり、「代理店の淘汰によって、安定的に保険を普及するという損保の社会的役割への弊害が危惧される」と問題指摘しました。また、あいおいニッセイ同和と三井住友海上の合併が半年後に迫り、内勤における希望退職募集、外勤に対する制度改定提案など、職場に不安が広がっている状況を説明し、「あいおいニッセイ同和に働く仲間の不安を解消するために、すべての支部・独立分会が当該支部組合員を支えるために協力していこう」と訴えました。
 最後に、「次年度も人が集まって語り合う場の大切さをいつも忘れず、みんなで協力し合いながら運動をすすめていこう」と運動の前進を呼びかけました。

 その後の審議では、中執、代議員、オブザーバー計22名が発言しました。発言は、企業収益、「合理化・効率化」、労働生産性の追求が主眼におかれるもとでも、一連の不祥事への対応に奔走する各社政策の問題点や矛盾、期中退職者の増加や合併を控え多様な不安が生じている実情など、職場の歪みや矛盾、被害が報告されるとともに、納得のもてる到達点を築いた2026年春闘、平和のとりくみや「集まり語り合う」場の大切さと全損保が持つ良さと役割の重要性が語られ、知恵を出し合いながらすすめた運動の前進面を確認し合い、あらためて企業や職場の違いをこえて「集まり、話し合い、励まし合える」全損保の大切さが確信となりました。
 討論のまとめを久保田常任中執がおこなった後、2027年度運動方針以下すべての議案を全会一致で確立し、「秋のたたかいを意気高くとりくむ決議」、大会スローガンの採択、新年度役員の選出と退任役員の報奨をおこない、新たな年度の運動をスタートしました。(全損保ホームページTOP NEWSから)



2027年度 全損保役員

中央執行委員長 浦上  義人 全損保本部
中央執行副委員長 武藤  貴康 損保ジャパン
中央執行副委員長 八木   健 楽天損保
書記長 禹   泳栽 Chubb Japan
副書記長 田中  健一 日動外勤

このページのトップへ